BEHIND THE COLLECTION Vol.8

 

Interview with Lea Köhn

 

創設者 リー・コーン

今春、日本初上陸したジュエリーブランド『mussels and muscles(マッソーズアンドマッソーズ) の商品チェックされましたか?
今回は創設者のリー・コーンさんご本人に創作活動や
作品についてのお話を伺いました。

とてもユニークなブランド名ですね。 どのようにしてこの名前を思いついたのでか?

友人とイタリアで休暇を過ごしているときにひらめきました
地中海沿岸エリアを旅行するのが好きなのすがその束の間の夏の感覚と同時に感じる「休暇は長くは続かないという憂鬱を表現したかったんです
muscles(筋肉)」は肉体を美しく見せ、その輪郭を引き立てるジュエリーを意味しmussels(ムール貝)」は夏の感情、おだやかな夏の夜、水のきらめき、塩気のあるのような
エモーショナルなコンセプト表しています。

自身のブランドを立ち上げようと思ったきっかけは何ですか?

ミュンヘン美術アカデミーで彫刻を学んでいる間、木材、ガラス、磁器など、あらゆる素材で作品を制作していましたが、卒業後は身体と中間的な関わりを持つオブジェを作ることにますます興味を持つようになっていました
ジュエリーを作ることは、次のステップとして理にかなったことでしたし、身につけた人たちから直接フィードバックて、自分のデザインが自分だけでなく、他の人もワクワクさせるものだと気づきました。
そこで、自分のブランドを構築し、それを職業にすることを決意しました!
このに進んで本当によかったと思っています!!

インスピレーションの源は

長年にわたり、私は旅先からインスピレーションとなるものをたくさん持ち帰ってきました。
例えば、色や大きさの異なる様々な石のビーズ、ポストカード、蚤の市で見つけた不思議なオブジェ石の箱、聖母マリアの置物、ビーチで見つけた貝殻、ガラス、石、海で溶けたプラスチックなど、本当に挙げるときりがないくらい!
あと、
自然の中で日常の喧騒か心が解放されると、刺激を受けやすくなるかも。
映画や本、雑誌の中から着想を得ることも多いです。結局、いろいろなものから影響を受けやすいってことですね(笑)

今回 LOYTO STORE で展開するグリジニアコレクションはどんな作品ですか?

小さな球体の集合体で構成された作品です。大きさの異なる幾何学的な球体を組み合わせ、遊び心のある有機的な作品に仕上げています。
ミニマルなものから
作り始めて、それを組み合わせたり変化させたりしながら、金花藤やを思わせるようなどこか自然な感じに完成させていくんです。このやり方はある意味、私の創作活動を象徴しています。

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グリジニアコレクションのスタイリングのコツも教えてください。

すべてのアイテムは自由に組み合わせることができるのですが、アシンメトリーなイヤリングのスタイルにハマっています!
例えば、片耳にイヤスタッドをつけて、もう片方の耳にはローンピアスをつけると最高なスタイリングになるんです
カラーはカルセドニーというブルーの半貴石が特に気に入っています。
ロウのようなブルーは、どんな肌の色にも合うし、シルバーと合わせるととても素敵になります。

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今後のブランドの目標は?

ブランドは、人が集まりコラボレーションをするためのプラットフォームだと考えているので、今後は様々な分野のアーティストとのコラボレーションを増やしていきたいと思っています。
また、
将来的には磁器や木などの素材を使った作品にも挑戦したいです。
ブランド
が急成長しているときでも、ブランドを立ち上げたときに決めた基準は絶対にっていきたいと思っています。
ただただ、サステナブルで修理が可能な素材を使って、私と同じ価値観を信じている職人たちと質の高い作品を作ることが私がずっと目指していきたいことなんです。

あなたにとって最近の「LOYTO(発見)を教えてください。

最近、中谷芙二子という日本人アーティストの展覧会に行ってきました。それまで彼女のことは知りませんでしたが、彼女の作品の中にある詩的なものにとてもインスピレーションを受けました。特に、卵のバランスを取ろうとする卵の静力学や、集団の禅僧の同じズムで流れる読経を再現した『総持寺』などの作品には感銘を受け、大いに刺激を受けました。
今後もどんなクリエイティブなコレクションが登場するか楽しみですね。
ぜひ、身体を美しく見せる『mussels and muscles』のジュエリーを体感してみてください。

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